12/3〜26 石徹白洋品店の展示会、開催します!

いよいよ寒くなってきた諏訪で久しぶりの石徹白洋品店の展示会のお知らせです。

石徹白洋品店がリビセンに来てくれるのは、2年ぶり3回目!
はじめての方にご紹介すると、石徹白(いとしろ)洋品店は岐阜県の石徹白でものづくりをしています。
たつけ、という直線裁断だけでつくられた石徹白の地域に伝わるパターンでつくるズボンが代表作。
直線裁断だけでつくることで、はぎれが出ないという、昔の人の知恵がつまった作品です。
ものを無駄にしない、ということに共感したのはもちろん、パターンや知恵を生かして、オリジナルを生み出していっているところが本当に素晴らしいのです。
たつけやはかまや羽織など、パターンは石徹白に伝わるものや裁断の技術を踏襲しながらも野暮ったさのない美しさ。その土地で育った植物をつかって染めをすることで石徹白の景色をもつくっているので、営みがつなげられていくことで守られていく景色を、石徹白洋品店の洋服の向こう側に、見てもらえたら嬉しいです。

また、前回同様レスキューした生地でつくった製品はもちろん、今回の目玉商品はなんといってもナチュラルウールをつかったニット製品!
染めていないナチュラルな綺麗なブラウンの毛をもつ羊さんからとれる、貴重なウールをつかってつくったニット製品がはじめてリビセンに届きます。
染めは行為も風景としても作品になっても美しいけれど、同時にエネルギーや水もたくさん使うこと。染めをしている石徹白洋品店だからこそ、染める意味や染めという行為について考えたときに、染めていないのに美しい色をもったウールとの出会いに感動して、製品をつくるに至ったそうです。
厳しい寒さがこれから訪れる諏訪近辺のみなさまに、ぜひ見ていただけたら嬉しいです。

今回は感染症対策も兼ねて長めの展示期間をいただけたので、みなさまぜひご自分への(大切な人への)クリスマスプレゼントに、見にいらしてくださいな。
会場でお会いできること、楽しみにしております。


会期:12月3日(金)〜26日(日)
場所:ReBuilding Center JAPAN1階カフェ内にて