5/6〜17 小牧広平さんの個展、開催します!

5月6日より、小牧広平さんの個展を開催します。
リビセンでははじめてのご紹介となる小牧さんは、山梨に拠点をおいて制作されています。

リビセンでは、レスキューしてきた建具の一部が割れていると、修繕はなかなか手間とコストがあわないので、よっぽどでないと修繕ではなく解体してガラスとしてつかう、という方法をとっています。
それをつかってつくっているのが、古材フレームやサインボードなのですが、必要な大きさにガラスをきりだす時にどうしても破片がでてしまう。
その破片をあつめて、もう一度溶かしたものを原料として吹きガラスの作品にしてくれているのが、小牧さんです。

1軒の家を解体する、となると20枚30枚と出るのが、建具。
そして、一般のお客さんにとってはなかなか買う機会がないのも、建具。
ということで、建具やガラスの活用方法については、ずっと模索してきました。
そんななか、小牧さんと出会い、仕上がりも大変さも読めない難しさのある廃材利用を快く受け止めてくださり、今回の個展を開催することになりました。

繊細で楽しげな作品たちは、まさに小牧さんの存在そのものです。
フチの厚さがさまざまで、飲むものによって飲み口を変えられるビアグラスや、一点ものの花器など、初回ならではということであれこれつくって来てくださります。

私たちという存在や、いつの時代につくられたどんな成分のガラスかもわからないガラスを、面白がって前向きに受け止め、一緒に実験を楽しんでくれるみなさまに、本当に感謝しています。
リビセンは、今年で7年目に突入します。
続けていくことの楽しさは、こうした出会いとそこから生まれる新たな発明にある。

わたしたちと小牧さんの発明と喜びを、どうぞ見にきていただけたら嬉しいです。
みなさま、どうぞ!よろしくお願いします〜!


小牧広平 個展 @komakikohei
会期:5月6日(金)〜5月17日(火)(最終日のみ17時まで)
場所:ReBuilding Center JAPAN
営業時間:11時〜18時(水木定休)
在廊日:5月6、7、8日