こんにちは、華南子です。
3年ぶりの開催となります、ガラス作家の小牧広平さん(@komakikohei.pecori)の展示を開催します👏

窓ガラスで制作をすると出てくる特有のうすい青緑の色合いが涼しげでうつくしいです。
リビセンがレスキューしてきた建具に使われていたガラスをつかって制作を続けてくれている小牧さん。
「このガラスをつかって制作をしてくれる作家さんがいるんだ・・・!」
「このガラスをつかってこんなに美しいものができるんだ・・・!」
と、うれしい驚きをもたらしてくれたときのことは、何年経っても忘れられません。
小牧さん、いつもありがとう。今年もどうぞよろしくお願いします。
今回は酒蔵から出てきた四合瓶をつかった作品も持ってきてくれます。
そしていつも通り私たちリビセンがこの地域で解体された建具から取り出されたガラスが、溶けて素材に戻って、またみなさんの暮らしへと戻っていきます。
書いてしまえば極シンプルなこの道程のなかでこぼれ落ちてしまっている困難はたくさんある。
建具を丁寧に解体して、ガラスを取り出す
そのガラスを掃除して綺麗にする
古材フレーム用に切り出して、その破片を埃がまじらないように保管しておく
発注できるようなものじゃないから在庫状況を確認してもらって必要分をお渡しする
ちがう種類のガラスを一緒に溶かすリスクを背負って制作する

捨てるのは、かんたん。買うのも、かんたん。
そんな現代を生きる中で、わざわざ社会から見捨てられたものを拾い上げて、それぞれのできることを最大化しながら、ぎりっぎりまで手を伸ばしながらつないだ先にある奇跡としての作品たちです。
ますますこんな営みを面白がりながら暮らしていきたいな。
そしてその先にある作品たちをみて「かわい〜!」「きれい〜!」と無邪気に感動したい。
お待ちしております。
小牧広平 個展

会期:7月18日(金)〜29日(火)
※作家在廊 7月18日(金)と7月19日(土)のみ
会期中イベント:7月19日(土),20日(日)の2日間は小牧さんのグラスに流れる研究所(@nagare.lab)のゆいちゃんがパフェを仕立ててくれます。みなさまどうぞお楽しみに。
