こんにちは、華南子です。
8月19日(火)に、久しぶりの!トークイベントを開催します!
今回主催くださっているのは1988年から北九州市で生活困窮者への支援をしてきたNPO法人抱樸 (@houboku.npo )の奥田知志さん。

ホームレスの方にお弁当を配ることから始まり、自立絵支援施設など20以上の事業を展開しながら子どもから大人まで広く社会福祉に取り組んでいます。
その抱樸がいま北九州でつくっているのが「きぼうのまち」。
このプロジェクトのクラウドファンディングの際に対談させていただいたのをきっかけに仲良くさせていただいているのですが、今回は奥田さんたちに初めて諏訪に来ていただけるのがとってもたのしみ!

きぼうのまち、っていう言葉ってなんていうか本当にきぼうがありますよね,,,
と、なんともあほみたいな感想ですが、口にするたびに力が出るというか。
きぼうのまちということばを聞いて、みんな何を思い浮かべるのだろう。
遠くのほうにやったまなざしと、この足元にあるまちは繋がっているかな。
リビセンがやっていることは「まちづくり」と表現されることが多いのだけれど、その言葉はぜんぜんしっくりきていない。
「まちづくりをしている」つもりもなければ、まちをレペゼンしているつもりもない。
「こんなことできないかな?」と声をかけてくれるひとの力になっていった結果、いまリビセンがデザインさせてもらったおみせが近くにある、というだけで。
そして、そのおみせたちが本当に素晴らしくてみんな長く商売をそこで続けてくれている、というだけで。
「それがまちづくりだよ!」と言われるのだけれど、なんとなくあった違和感は「まちにあるべき社会福祉をなにも手掛けていないのにまちづくりなんてな」ということだったのだと思う。
捨てられるはずだったものを再資源化しているおみせ、おいしい飲食店、「つくる」を身近に手繰り寄せてくれる工作室。
いろんなおみせがあって全部本当に最高大好き愛してる!なのだけれど、素敵なおみせをつくっているだけで「まち」をつくっているとはいえない。
「まち」の一部の要素に携わった。それだけでまちづくりをしているなんて言われてもな。と、そんな誰にともない後ろめたさを感じて居たのだと思う。

「もっと楽しく」「もっと便利に」と限りなく押し寄せてくる「moreを与える」ではなくて、
「お互いの視界に入る」「困ったら声をかけられる」「誰かの力になれる」という有機的な関わりあいのある「betterをつくれる」場所をつくろうとしているのが「きぼうのまち」なのだなと思った。
今回は、ReBuilding Center JAPANの代表の東野&華南子、抱樸の奥田さんと、きぼうのまちの設計を担っている建築家の手塚貴晴さんの4者でトークセッション予定です🚗
「あなたがいる わたしがいる なんとかなる「希望のまち」のつくりかた」という発売したばかりの書籍も持ってきてくださるので、みなさまこちらもお楽しみに!

写真は現在銀座教文館で開催している抱樸さんの展示。お菓子置いてあるのが、もう最高だった。
抱樸おんなじいのちツアー2025@ReBuilding Center JAPAN
「リビセンとかたる希望のまち」
💫2025年8月19日(火)17時〜
💫ご予約は @houboku.npo のプロフィールURLよりどうぞ!
💫第1部 「希望のまち」進捗報告(NPO法人抱樸 理事長 奥田知志)
第2部 トークセッション
💫登壇者 ReBuilding Center JAPAN 東野唯史、東野華南子
手塚建築研究所 手塚貴晴
NPO法人抱樸 奥田知志
💫会場:ReBuilding Center JAPAN
長野県諏訪市小和田3-8/上諏訪駅徒歩10分、諏訪ICから車で10分
💫料金:資料代 1,000円 ※ドリンクご希望の方は別途ご注文ください。
💫定員:30名
💫共催:株式会社ReBuilding Center JAPAN、NPO法人抱樸

💫書籍情報
書名:わたしがいる あなたがいる なんとかなる 「希望のまち」のつくりかた
著者:奥田知志