live in sense(リニューアル)

リビセン1Fにあるカフェ「live in sense」。
オープン後初の大リニューアルを行いました。

今回リニューアルの大きな目的は車椅子の方でも使いやすい空間にすること。
車椅子を使うアルバイトスタッフが入ってくれたことも大きいけれど、ベビーカーのお客さんもきっと不便だったであろう段差やトイレ。

今回誰でもトイレを入れるために既存の床から500mmも底上げをしていますが、上げた分の段差を緩やかにするため、入り口の階段はアーチ型にして 1段を低くする(高さ120mmくらい)ことで補助する側も楽々と上げることのできる高さになりました。

入口の大きなドアは、車椅子でも入りやすいよう、通る人の邪魔にならないよう、引戸になりました。
この扉はリビセンの顔となっているパッチワーク窓を開業当初作ってくれたひるま木工舎さん(@hirumamokkousha)にお願いしています。 デザイン、材選び、制作までを全てお任せして、素敵なドアに仕上げてくれました。 

この扉を抜けると段差のないフラットなカフェ空間です。 カフェからトイレまで車椅子でも1人で楽々動けるレイアウトになっています。

また新たに登場したキッズスペース。
このスペースでは、大人は近くの席でコーヒー飲みながら、遊んでる子供を見守れるようになってます。

カフェの空間は今までリビセンがデザインしてきたお店のディティールを各所に取り入れた設計に。
古材や古道具にはこんな使い方、可能性があるということを、使って、見て、知ってもらえる空間になっています。

ぜひ新しくなったlive in senseとリビセンにお越しください。

場所:長野県諏訪市
竣工:2022年7月
デザイン:ReBuilding Center JAPAN 東野唯史
古材・古道具:ReBuilding Center JAPAN
店舗情報:https://rebuildingcenter.jp/shop/