こんにちは、リビルディングセンタージャパン(リビセン)です。
わたしたちは長野県諏訪市で、古材と古道具を販売する建築建材のリサイクルショップを営んでいます。
家屋や工場の解体や、お片づけの現場に、大家さんから直接連絡をいただいてお伺いし(またはお店に持ち込んでいただいて)、行き場を失ってしまったものをレスキュー(買い取り)しています。
また、リビセンは古物の取り扱いをベースとしながら、ReBuild New Cultureという理念のもと、今の社会を楽しみなおすトライアルチームです。
消費者ニーズから外れてしまった農作物や規格外プロダクトは、本質的な価値を正しくつたえる。家の住み継ぎかたを、アップデートする。モノをつくるなかで生まれる「もったいない」を価値化・可視化していく。
そうしていくことで、捨てられていくものや忘れられていく文化を見つめ直し、再び誰かの生活を豊かにする仕組みをつくっていきたいと思います。
いまの日本では、時代の変化とともに使われなくなってしまったものや、失われつつある文化がたくさんあります。
受け継ぐことがあたりまえだった家、農作物を長く保存させる術、壊れたものを直して使う暮らしの知恵。
家だってすぐ建てられる、食べものだって豊富、欲しいものはなんでも買える、そんな便利な時代には、そういった価値を感じづらいのかもしれません。
「でも、それらを現代の暮らしにあった形にインストールしなおせないかしら?一度は役目を終えたものや文化の本質的な価値を見つめ直し、資源として再び利用されていく世界ってつくれないかしら?」
そんなことを考えながら、環境問題の改善や、愛されてきたものへの思いを継承する伝え手になっていきたいと思います。